2003.8.24
トランスジェニックが買えてしまう?

そんなおかしな時代がやってきてしまった。

新薬開発のためにネズミにイソギンチャクの遺伝子を掛け合わせて見たところ
赤く光るネズミが生まれ
クラゲを掛け合わせたら
緑に光るネズミが生まれた。

こういった遺伝子を組み替えた実験用動物を総称して
「トランスジェニック」と呼ぶのだけれど
それが今ペットショップでブームになっている。

実際に売られているのはネズミではなくて「光るメダカ」。
クラゲの遺伝子を掛け合わせてグリーンに光るメダカを
一匹6000円前後で売ってるらしいんだよ。信じらんねーな。

無責任な飼い主が近所の河に捨てたりしたらどうなるんだ?
繁殖能力は無いっていわれてるけど、わからんぞ、自然のしでかすことは。
生態系がおかしなことになってしまうだろう。そのくらい素人の僕でも予想ができる。

いちばん謎だと思うのは、「光るメダカ」の流通経路だね。
トランスジェニックだから、それなりの研究施設でしか作れない。
繁殖能力もないから、一般の人間が育てたメダカをペットショップに売るとは考えにくい。
てことは、少なからず研究者が「光るメダカ」の販売に関わってるってことだ。
本人には自覚が無くても、もう立派にマッドサイエンティストだね。
いったい何を勉強してるんだ?

映画「ジュラシック・パーク」のストーリーは、
この「トランスジェニック」問題にとても似ています。

現代に甦った恐竜たちもカエルとのトランスジェニックで
繁殖能力が無いと研究者たちは思っていたけれど
性別を自由に変えられる種のカエルの遺伝子が活動して、
どんどん恐竜が増えてしまう。
自然の力は人間の英知を超えたところで
とんでもないことをしでかしてしまうものなんだ。

「トランスジェニック」を作る人も、売る人も、
目の前のお金より、
自分のしでかしていることを見つめ直さないとえらいことになるよ。
警察とか、それなりの組織とかが
「トランスジェニック」の販売を規制できないもんでしょうかね。
1529.net shinji
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