2003.9.8
名前がジャンルのスタンダードになっている。

僕らのまわりには、そういうものがたくさん転がっている。
代表的なのは、やっぱり「ホッチキス」だね。

正式名称は「ステープラー」だけど、みんな「ホッチキス」って呼んでる。
あくまでも「ホッチキス」は固有の商品名で、すべてが「ホッチキス」なワケじゃない。

僕が愛してやまない「シーチキン」も商品名。総称は「ツナ」なんだよなぁ。

「ウォークマン」とか「シャーペン」とか「ゼロックス」とか
商品名がそのジャンルを示す公用語になっているケースは意外と多いんだよね。

料理人の使う道具の公用語に「パイレックス」というのがあります。
取っ手のついたガラス製の大きな容器で、側面にメモリの付いているものがそれだ。

水とか油とかを計ったり、パイレックス自体で和え物を作ったり。用途は様々だけど
量を多めに作るプロの料理人には欠かせない道具なんですねぇ。

この「パイレックス」もメーカー名。じゃ、こういう道具をなんと呼ぶかというと
あまりにも「パイレックス」が広まりすぎちゃって、適当な言葉がない。
「ガラス製特大計量カップ取っ手つき」が適当な表現かな?
料理番組をよく見てるとたまーに出てきてたりします。

モノが大きいから一般家庭ではなじみが薄いかもしれないけれど
料理を作る事を職業にしている人たちにとっては当たり前な「パイレックス」。
僕も料理人じゃないくせに「パイレックス」を使うってのがカッコイイなぁと思って
買いに行ったことがあるんだけど、
実物を見て我が家にはやっぱり必要ないなぁと思って買うのをやめました。

でもね、「パイレックス」ってのはあくまでメーカーなので、
「ガラス製特大計量カップ取っ手つき」だけを作ってるわけじゃないんですね。

我が家のパスタケースは「パイレックス」製です。
パスタケースなんか別に何でも良かったんだけど、
「パイレックス」のロゴがプロっぽくてかっこいい。
そのロゴがキッチンにあるというだけでプロに近づいた気がしてしまうんです。
スタイルから入ってる時点でダメなんだけどなぁ。

ジャンルはどうあれ、名称がスタンダードなものになると
もうそれだけで格式が高くなってしまった気がします。
名前の印象って、大事なものですねぇ。

「1529.net」と言えば!ってな日はやって来るのでしょうか。
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